夫婦の会話

2016.03.30 (水)

「うちは会話がなくて・・。」

奥様からこんな言葉を耳にします。

仕事から帰ると、ご飯を食べてお風呂に入りあとは寝るだけ。

奥様から話しを持ちかけると、テレビや新聞を見ながら「うん、うん」と気のない返事をするだけで、まともに相談相手にもなってもらえないと悩んでいます。そして、こういう事が原因となり鬱になったり、離婚問題にまで発展することも少なくはないようです。

 気のない返事

実は私も結婚して2年目にこの問題に随分と悩みました。

何を話しかけてもいつも気のない返事しかもらえず、あきらかに興味がないとでもいうような態度です。日常的なことを雑談として話しをするときにはまだいいのですが、大事な決断をしようというときには本当に困ります。

 

一番の問題は本当に必要な時に向き合ってくれないことです。例えば、親の問題。同居を考えるのか、病気などになったらどうするのか?取り越し苦労かもしれませんが、できれば夫婦間の考えくらいは共有しておきたいと思います。ところがいくら話しても「考えとく」という答えが返ってくるだけで、自分はこうしたいと思っているというような、建設的な考えを聞くことはありませんでした。一事が万事「考えておく」と1年でも2年でも放置していて平気なようです。

 

この悩みから解放されたい!

 

この悩みからできれば解放されたい!そう思い、相談をしたり本を読んだりして、自分の気持ちの向け方を変えてきました。
本というのは思考を言葉に整理する絶好のツールです。
「結婚を後悔しない50のリスト」(大塚 寿著)という本を読むことで得たのは、【ベクトルを合わせること】です。くだらない世間話しや真剣に考えたいことなど様々ありますが、話したくても会話にならないので、夫と共に生活をするために共有しておく必要を感じることのみ伝えておくことを決めました。
 

本来なら、私の話しに何らかの反応があり会話のキャッチボールができることが理想ですが、どれだけ話しかけても会話にならない現状では会話を求める私の方にストレスが溜まってしまう。
それならば、会話をすることにフォーカスせずにベクトルを合わせることにフォーカスをしようという訳です。もちろん、何かの反応があった時には受け止めて会話に発展させていきます。こんな風に自分の考えを少し修正していくと、会話をしてくれないと嘆くことは随分となくなりました。

 

相手の話を引き出すコツ

 

こんな夫ですが、自分が困った時にはベラベラと私に話しを振ってくることもしばしば・・。だいたい、こういう時は話しを聞いてほしいときや自分のことを認めて欲しい時なので腰を据えて話しを聞きます。

「私の話しを聞いてくれないのに、夫の話しばかり聞くなんてやってられない」

そう思っていた時もありますが、【ベクトルを合わせる】という視点に立つと、こんな時は夫の考え方を知るチャンスでもあるわけです。そして、話したいモード満載のこの時を逃してなるものかと、相手の会話の引き出しに入ります。
 

引き出しといっても難しい事ではありません。相手の目を見てうなずきながら、「そうなの」「なるほど」「分かる」「それでどうしたの」などと相手の話しの区切りに合いの手を入れていくだけです。そして時々相手の言葉を繰り返します。「今、ちょっと大変なんだよね」という夫に「そう。大変なんだ」とこんな具合です。こうすることで、夫も聞いてもらえる安心感に話しやすくなるのかしばらく話し続けます。結果、私の考えていることは夫に伝えて知ってもらう、そして夫が話しかけてきたときには、話しを聞いて夫の考えていることを知る。ということが一定のレベルでできる様になってきました。
 

結婚したころには、お互いの考えを伝えあい話し合う中で丁度良い答えを見つけていくことが大事だと思い、そうしようと躍起になってストレスを溜めていました。けれど、最近ではお互いのことを一定のレベルで知りあえていたら十分と思えるようになってきました。なぜかというと、こうして一方的に伝えているだけのようでいて、意外とそのことに理解を示してくれていると感じる行動が見えるようになってきたからです。
 

会話を生み出す切っ掛け作り

 

こんな風に上手くコントロールをしながら、お互いのことを認め合ってやっていければそれはそれでよいと思います。しかしながら根本的には二人の間に会話があることが望ましいと私は考えています。それから、会話の機会が中々作れないご夫婦の場合には会話をするようになるための下地作りも必要かともいます。そのための土台は、奥様にしろ、旦那様にしろ、お互いを認め合う行動からだと考えています。
 

それは日々の何気ない行動に少しだけプラスをしてくだけで十分です。
例えば、朝出掛ける時には「いってらっしゃい。気を付けてね」と声をかける、帰ってきたら「お帰りなさい。ご苦労様でした」と感謝と労いを伝える。疲れている様子なら「顔色が良くないみたい」と声をかける。こんなことの繰り返しでお互いを承認しあう様にすることから始めてみてください。恐らく、会話のない夫婦間ではこんな日常的な承認の挨拶もされていないことが多いように思います。
 

因みに、うちの夫は「いってきます」も「ただいま」も「いただきます」も言わない人でした。初めは「どんなしつけをされたんだ!!」と腹も立ちましたが、朝起きたら「おはよう」、出かける時には「いってらっしゃい」と玄関先で姿が見えなくなるまで見送る。こんなことを続けていく中で、「行ってきます」や「帰ったよ」と日常の挨拶が交わされるようになりました。会話を求める前の準備として実行してみてください。

 

きっと、少しずつ夫婦間の雰囲気が変わってくることと思います。
 

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