会社にしがみつかない生き方

2016.03.16 (水)
手と空

女性も30代後半になると、本気で人生の後半戦のことを考えるようになってきます。

それまで本気でなかったわけではありませんが、自分の経験では50歳以降の自分の姿にリアリティが増してくるからだと考えています。

 

今の私は起業家といえば少し格好いい感じがしますが、忙しい割合にサラ―リーマンの時の収入にはとうてい及ばず経済的にはなかなかどうして苦しいものです。しかし、元々持っている性格なのかそれほど悲観することもなく根拠のない自信に支えられ毎日笑って過ごすことを信条としています。

 

私がサラリーマンを辞めて独立をイメージし始めたのは冒頭にも書きましたが、30代の後半です。私はバブリーな時代に育ち20代まではそれなりに華やかな日々を過ごしていました。変わり始めたのは30歳を過ぎてからです。まず、年齢、経験ともに会社の中ではベテランといわれる領域に入るようになり、何となく本当に何となくですが扱われ方に変化が見えてきました。

 

今の時代にこんなことを言うと怒られそうですが、女性らしい柔らかさや若々しさが通用することは徐々に減り、仕事の力量と責任が重くなっていきました。それまでも、決して女性だという自分に甘えがあったとは考えてはいませんが社会においてもどこか女性と男性という使い分けの様な風潮が感じられる中で自分にできることをしようと努力をしていたと思っています。

 

さて、30代になると仕事においての責任の重さが変わってきます。年齢というよりはその仕事のキャリアなのかもしれませんが・・・。ちょうどそのころ社会の経済状況は大きく変わり、雇用に対する企業の考え方にも変化が始まりました。それまで、終身雇用・年功序列というものがベースにありましたが、企業は経済の変化に伴い労働者に対する雇用にも改革をせざる得ない状況でした

 

【成果型人材の育成】これまで、良くも悪くも日本に根付いてきた長期(終身)雇用はあたり前ではなくなってきたのです。当然、この世間の波は当時、販売職であり販売職の教育部門にいた私にも影響をもたらします。自分自身というよりは、始めは周囲の先輩たちの環境の変化でした。組織の中で働いているのですから異動や転勤はつきものです。ですが、「はぁ~なんで?」と思わずにはいられない程に極端なものが続きました。それは、女性だけではなく男性社員にも向けられます。成果を出した者が評価されるのはあたり前なのですが、上司と部下が入れ替わるようなことが始まったのです。

 

そのような環境の中で、辛いけれどそこで頑張る人、嫌になって辞めていく人をたくさん目にすることになります。そして私の心に芽生えたのが「会社にしがみつかない生き方をしたい」でした。その時すぐに独立、起業を考えたというよりは「会社にしがみつかない」これが私の中での最重要事項だったのです。

 

「定年まで勤められたら勤めたらいい。でも、家族など他人のために自分の人生をあきらめるのは辞めよう。その時が来たら自分の人生を生きられるように準備をしよう。会社にしがみつかないでいられるように」そう決心しました。

 

当時の私は独身でしたが、両親と住む家を買い住宅ローンの支払いを始めたころでした。もしかしたら、だからこそ住宅ローンや両親との暮らしを言い訳にしない生き方ができる様にと考えたのかもしれません。そして何が出来るのかを考えたときに、当時、社内外で評価をいただいていた講師という仕事でした。それから、自分自身の環境も変わり考えた5ヶ年計画も予定通りにはいきませんでしたが、予定よりも倍ほど時間をかけて今の自分にたどり着きました。

 

経済的なことや、家族との時間、自分の時間などサラリーマン時代よりもままならないことがたくさんあります。それでも、サラリーマンを辞めてよかったと思います。ここ最近になって「本当に社会人になった」と思います。これまでは、会社に守られていたと感じることが結構あり、改めて勤務をしていた会社に感謝の気持ちも湧いてきます。

 

そして本当の社会人になったからこそ、冷たい風もありますが、その分温かい風に触れたときの感動が大きく感じられるようになりました。
 

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