叱り上手

2016.10.28 (金)
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あなたは誰かを叱ったことがありますか?

 

叱った時、叱られた時、どんな気持ちになりますか?

 

きっと、叱るのも叱られるのも「嫌」なものだと感じているのではないでしょうか?

叱られ方

 

先日「上司からの叱られ方」についてこんな質問がありました。

 

“いつも上司の机の前に立たされて叱られます。正面に立って叱られていると辛くなるので少し体を斜めにして目線を外すようにしているのですが不味いですか?”

 

あ~よくあることだなぁ・・。と思いながらお聞きしました。実際に私も同じ経験がありますし、職場でもよく見かける光景でした。叱られる側からすると「机の前に立たされて」というのはとても辛いものです。

 

まず、その位置関係に叱られる側は萎縮をしてしまいます。上司から質問をされても萎縮をしてしまった心は固まり思考も回らなくなり「何を言ったら上司から解放してもらえるのか?上司の求める答えは何なのか?間違ったことを言ったらさらに叱られる」と焦る気持ちが支配してしまう、そんな人が多いのではないかと思います。また、周囲の同僚たちの目も気になって仕方がありません。こうなってしまうと上司の言うことに「はい。すみませんでした」しか言えなくなってしまうことも・・。

 

しかし、質問者の方のように体を斜めにして目線を外してしまうと、自分をガードしているようでいて、相手によっては「態度が悪い!」と、より以上の怒りを買ってしまうことにもなりかねませんから注意が必要だと思います。そんな時には相手を見て聞いているという姿勢を示しながら普段よりもゆっくり呼吸をしていると気持ちが幾分楽になるようです。私が実践をしていた方法ですので、有効性がどれほどのものかは分かりませんが、気持ちを落ち着けるには随分役に立ちました。

 

そして、相手の言わんとしていることに焦点を絞ることも大事です。どうしても叱られているというシチュエーションに気を取られがちなので「お叱りを受けている内容」について考えるようにしてきました。今だから言えることですが相手が興奮していたり、偉そうにしていることは気にしないようにしていたのです。つまり「こういう言い方しかできないのだから仕方がない」と思っていました。
同じようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら一度試してみてください。

 

叱り上手

 

さて、テーマは叱り上手です。
人間関係において叱るということは、相手に注意を与えて成長を促すための行為であると考えています。そう考えると、叱った相手が何を叱られているのか、成長のためには思考や行動をどう変えていくことが求められているのかを自分で考えられるようになることが目的ではないかと思います。
その目的を果たすために、どんな叱り方が有効なのかを叱る側の人たちにも考えてもらうことが大切だと思うのです。

 

だって、叱る側もそうとうのエネルギーを使っていることは間違いありません。人によっては「叱らなければいけない~」と勇気を出して叱っている人もいると思うのです。また、叱ることで嫌われるんじゃないか、ハラスメントのように言われるのではないかなど心配は山ほどあると思うのです。

 

だからこそ「必要なお叱りは堂々と」そして叱られた側も「ありがとう」と言える叱り上手を目指して欲しいと思います。

 

叱り上手6か条
1、感情的にならない(主観ばかりを押し付けない)
2、延々とクドクド叱らない
3、早口や大きな声を出さない(言い負かそうとしない)
4、相手の受け取り状況を確認しながら話す
5、場所を考える(人前を避ける)
6、話し終わりに微笑みかける

 

1、感情的にならない
よく「叱ると怒る」は違うといいますが、「怒る」は「怒鳴る」の「怒」です。
起きている事柄を自分の価値観で捉えると相手のことに腹が立って仕方がないという
ことはよくあると思います。相手の価値観を認めることで怒りの感情は落ち着くので
はないかと思います。

 

 

2、延々とクドクド叱らない
30分以上もクドクドと叱っていると叱られている方はどんどん気持ちが萎えていきま
す。必要な事を手短に、相手の理解を確認しながら叱った方が効果的です。

 

3、早口や大きな声を出さない
早口で捲し立てたり相手を威嚇するような大声を出すのは効果がないどころか相手
にマイナスの印象を与えます。中にはこういう行為をすることで上位者であるという自分の立場を周囲にひけらかすという人もいるようですが、周りで見ている人にもマイナスの印象を与えてしまいます。そして残念ながらこんな態度はその人の品格を疑わせてしまうことにもなりかねません。むしろ上位者らしく落ち着いた態度で周りへの配慮を忘れず叱られる側の気持も考えながら叱って欲しいと思います。

 

4、相手の受け取り状況を確認しながら話す
叱るときには一方的に話すのではなく相手の理解度や相手の言い訳も聞きながら叱る
と叱られる側も受け取りやすくなるようです。例えば「なぜ〇〇を間違えたの?」と決
めつけずに「〇〇を間違えた理由は自分で分かる?」と聞いてあげると叱られる側も話
しやすくなり、自分なりの言い分も聞いてもらえたことで、いく分気持ちが楽になりま
す。そうすることで叱られていることを真摯に受け止める気持ちを促すことにもつな
がります。また、顔の表情を見ることで納得をしているのか、理解ができているのかな
どが分かります。

 

5、場所を考える(人前を避ける)
誰でも自分が叱られるという、ある意味カッコウ悪いところを他人に見られたくないという願望はあるのではないでしょうか?叱られるだけでも嫌なのに人前で自尊心までも傷つけられたら立ち直ることができなくなってしまうかもしれません。叱る内容や程度により異なるとは思いますができるだけ他の人のいない場所で叱ることをお勧めします。

 

6、話し終わりに微笑みかける
叱り終わった後に相手を脅すような言葉を投げかけるのは好ましくありません。「こんどはちゃんとやれよ」とか「次、失敗したら許さない」とか・・。堂々と必要な事柄について叱った後は「じゃ次頑張れよ。期待しているからな」と笑顔で投げかける。この位が丁度よいのではないでしょうか?こんなちょっとした一言から愛情を感じ「人格を否定されたのではなく、仕事の間違いについて叱られたのだ」と思い前向きに仕事に取り組むことができるのではないかと思います。

 

考えていくと沢山出てくると思いますが、叱り方に不安のある人は是非ともこの6か条を取り入れてみてください。また、補足として、相手に注意をするときにはメールのような一方通行になりやすいツールではなくお互いがリアルタイムで話すことができる環境が望ましいと思います。顔を見て話しができる環境が一番です!

 

以上、上手な叱り方6か条。
実は叱るという行為は相手への愛情表現の一つとも言えるのではないかと思います。
にもかかわらず、叱るという行為を通して信頼関係が失われることが少なくはありません。
それゆえ「叱ってくれてありがとうございます」と言わせてしまう叱り方で信頼関係を築いていって欲しいと願っています。

 

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